- 高血圧症は、原因が特定できない本態性高血圧症と、腎臓病、内分泌異常、血管異常など、原因が明らかな二次性高血圧症に分けられ、本態性高血圧症が大部分(90%以上)を占めます。
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管壁に対して示す圧力のことです。血液は心臓が収縮した時に送り出されます。心臓が収縮した時の血圧を収縮期血圧(または最高血圧)、心臓が拡張した時の血圧を拡張期血圧(または最低血圧)といいます。
高血圧は脳出血、高血圧症性心不全あるいは腎不全などの原因となります。また、長年続くと血管の動脈硬化が起こり、眼底出血、脳梗塞、狭心症・心筋梗塞などの原因となります。
減塩食と運動などの一般療法に加えて必要ならば降圧剤を用いて血圧を下げましょう。